スマホで買える太陽光発電所「CHANGE(チェンジ)」とは?

スマホから誰でも太陽光発電所のオーナーになれるサービス「CHANGE」。こちらのサービスを運営する株式会社チェンジ・ザ・ワールドの代表取締役池田友喜さんに、サービスが目指す未来像や、立ち上げの背景を伺いました。

池田 友喜さん
株式会社チェンジ・ザ・ワールド 

山形県酒田市出身。高校卒業後、大学進学で関東へ移住。ベンチャー企業を2社経験した後、2006年に東京都内で起業。

2014年3月に地元酒田にUターン。耕作放棄地などを利活用したソーラーシェアリング(営農型)発電所を企画設計し農業支援までワンストップで行う事業や、「グリーンエネルギーの発展にみんなが参加できる社会を創る」というビジョンを実現する「CHANGE事業」に取り組む。

誰でも太陽光発電所のオーナーになれる
Webサービス「CHANGE」

事業内容を伺ってもよろしいでしょうか?

個人向けの、スマートフォンで気軽に太陽光発電所を購入できるWebサービス「CHANGE(チェンジ)」と法人向けに展開するグリーンエネルギー事業を手掛けています。

グリーンエネルギー事業は太陽光発電所の設計、調達、保守、運用を手掛けています。また、農地の上に太陽光パネルを設置して発電を行うソーラーシェアリングにも取り組んでいます。

「CHANGE」はどのようなサービスですか?

「CHANGE」は、太陽光発電所をスマホで購入できるWebサービスです。手元のスマホからいつでも、どこでも、少額から太陽光発電所の購入が可能です。

「CHANGE」で作った電気はもちろんお金にも変えられます。

サービスの特徴はありますか?

  1. いつでもどこからでもスマホで買える
  2. 小さく買えるから参加しやすい
  3. メンテナンスは会社に任せて安心
  4. アプリで発電量をチェック出来る
  5. 作った電気はいつでもお金に換えられる

つまり、太陽光パネルを設置する土地や場所がなくても、消費者の方が手軽にグリーンエネルギー活動に参加出来るサービスになります。

小さく買えるとありますが、具体的な値段としていくらくらいから購入出来るのでしょうか?

コンセプトとしては「誰でも出来る」なので、最小単位で1ワットにしています。

金額ですと、200~300円からになります。

商売を考えれば、一口1万円や10万円がシンプルです。しかし、たくさんの人が買える、子供でもお小遣いで買える、自分たちの未来は自分たちで作っていくっていうのをコンセプトにしています。

現在、太陽光を購入するとしたら2000万~3000万前後のまとまった金額になってしまいます。「なんとなく環境問題に興味がある人」が出せる金額じゃないですよね。

ただ「環境問題に目が向き始めた人」は数百円なら投資が可能かもしれない。

「たくさんの”ひとり”が世界を変える」コンセプトがホームページにも書いてありますが、多くの人が力を集めて大きく世界を変えていく1つのツールになるじゃないかなと思っています。また、楽しみながら気軽にグリーンエネルギー投資に参加してもらいたいとの想いから、「キロワッターズ」という仕組みも作りました。

「キロワッターズ」はどんな仕組みですか?

1キロワット以上購入していただいたユーザ様限定の特典サービスです。ランキングや、キロワッターズ限定のお楽しみプレゼントなどを用意しています。

実は、この「1キロワット」という数字には意味があるんです。

具体的には日本国民全員が、ひとり当たり1kW[キロワット]=1000W[ワット]の再生可能エネルギーを保有すると、原子力発電所で発電していた電気を、自然のチカラだけで発電するグリーンエネルギーに置き換えることが出来ます。

つまり、小さい事でもたくさんのひとりが集まれば「世界は変わる」事をコンセプトにして動いている仕組になります。

「CHANGE」の名前に込められた想い

起業のきっかけをお聞きしてもよろしいですか。

僕自身は元々東京でIT のベンチャー企業を経営していました。

2012年太陽光事業に手を出しています。僕自身も業界について知らない部分が多く、騙されて1度会社を倒産させてしまったんです。騙されて世の中に再エネが増えないとか、悲しい思いをする人がいるのは良くないなと思いました。

次に立ち上げるときは太陽光の事業をやろうと、その時に決めました。

サービス「CHANGE」の立ち上げ背景をお聞かせ下さい

まず、起業で培った強みであるITの力を活用しようと思ったのがきっかけになります。また、太陽光発電を投資家だけではなく、多くの人に関わってもらいたい思いがあり作りました。

太陽光発電は今まで投資家や、経済合理性を求めている人達に対して投資商品として売っていました。環境問題に興味がある個人がニュースを見て「大変だよね」と思いながら、みんなアクションは起こせない。何をやっていいかわからないじゃないですか。

アクションのきっかけになるサービスになったらいいな、と思っています。

自分自身も社名の「チェンジ・ザ・ワールド」サービス名の「CHANGE」にもありますが挑戦をする会社やサービスにしていきたいですよね。

挑戦やチャレンジを大事にしている理由は、池田さんの原体験が関わっているのでしょうか?

やっぱり僕自身が1回失敗してる部分が大きいですよね。

「100回チャレンジしたら99回失敗するのは当たり前」と思ってる部分はあります。

成功する1回を探すために何回もチャレンジして、早くトライアンドエラーするのは、大きいチャレンジじゃなくてもいいと思います。

全ては、やってみないと分かりません。上手くいく方法なんて最初からありませんし、やってみて試行錯誤していく方法しかないはずです。

「CHANGE」を誰もが参加出来る
環境プラットフォームに

池田さんから見てこれから「当たり前」にしたいことは何でしょうか?

具体的に決まっている訳ではありませんが「CHANGE」を太陽光発電所だけでなく風力発電、バイオマスの発電にまで拡大出来たらいいですよね。例えば海洋プラスチックの問題に対してアクションをしたいけど出来ない人達がいた場合「CHANGE」を使っていたら、環境情報に触れる事が出来ます。自分でお金を出すことも、イベントに参加することも出来ます。

みんなが当たり前に、自分なりのやり方でアクションを起こすための環境プラットフォームにしたいなと思っています。アカウントを登録、購入すると分かりますが、発電量や天気が気になり始めるんですよ。今までは全然気にしてなかった部分に目が向くようになります。

意識が環境面に向くような、啓蒙的な立ち位置を持っているアプリじゃないかなと思っているんですよね。

環境に興味があるけど何から始めればいいか分からない人はどうすればいいでしょうか?

まずアクションにしてみることが大事ですよね。やっぱりアクションを起こすツールが「CHANGE」でもあります。

まずは登録するだけでもいいですよね。アクションを起こす事で、見える景色が変化します。

考えてるだけじゃなくてアクションをしてくれると嬉しいです。まずは、そのアクションがどういう効果を生むのかは、そこまで深く考えなくていいんじゃないでしょうか。環境に関して、どんどん自分で調べたりアクションしていくのが大事じゃないかなと思います。

CHANGEサービスサイト
https://change-x.jp/