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【2023年度版】カーポートの値段相場!材質や台数別に解説します

最終更新日:2023.04.24

外構のなかでもひときわ大きく、庭の顔とも言えるカーポート。長く使用するものであり、大きな買い物でもあるため、折角購入するのであれば納得のいくものを購入したいですよね。

しかし、いざ購入しようと調べてみると様々な商品があり、予算をどれくらい用意しておけばよいのか分からず困ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではカーポートの値段や設置費用の相場をご紹介します。
メーカーごとの特徴も合わせてご紹介しますので、カーポートを探す際はそちらも参考にしてみてください。

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すぐにわかる!カーポートの値段と相場

駐車台数 低価格クラス 台風積雪対応クラス デザイン重視クラス
1台 12~25万 30~60万 30~60万
2台 22~40万 50~90万 100~200万
3台 48~65万 85~150万 150~220万
4台 50~100万 100万~200万 200万~

 

カーポートの値段は大きく上記の3つのクラスに分けることができます。
ここでは、クラスごとの選び方のポイントをご紹介していきます。

コストを抑えたい方(低価格クラス)

まずはコスト重視の方に向けた低価格クラスのご紹介です。地域などにもよりますが、台風対積雪などの心配があまり必要ない場所の場合には、こちらのクラスをまずは検討してみてはいかがでしょうか。

特徴

低価格帯での屋根の素材はほとんどの場合、ポリカーボネートのものが使用されます。太陽光を程よく通し、耐衝撃性もバランスが良いです。ただし、耐風耐積雪強度は多少目をつぶる必要があります。地域の特性上、台風や豪雪の可能性がある場合には避けるべきでしょう。

1台用カーポート

  • 名前:アリュース
  • メーカー:YKKAP
  • 値段:約160,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:シンプルなアール屋根とバランスの良さが特徴。低価格でもデザイン性を落としたくない方におすすめです。

2台用カーポート

  • 名前:ネスカR
  • メーカー:LIXIL
  • 値段:約220,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:低価格帯ながら、柱と梁の結合部にこだわったネスカカーポートシリーズです。アール屋根とフラット屋根の2種類の展開があるので、住宅に合わせて設置が可能。

3台用カーポート

  • 名前:アリューストリプル
  • メーカー:YKKAP
  • 値段:約500,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:全サイズ4本柱を達成し、大型カーポートの課題であった圧迫感を払拭しました。

4台(2+2)用カーポート

  • 名前:アリュース ツイン 縦連棟
  • メーカー:YKKAP
  • 値段:約500,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:屋根を8本の柱で支える両支持型のカーポートです。

頑丈なカーポートがよい方(台風積雪対応クラス)

地域によって、前述のポリカーボネート素材ではなく、より頑丈で長持ちするカーポートが欲しいという方には以下のラインナップがおすすめです。

特徴

ポリカーボネートではなく、ガルバリウム鋼板を使用した折半屋根のものが多くみられます。また、耐積雪荷重が大きくなるほど柱の本数が増えていくのも特徴です。柱や梁が通常のカーポートよりも太いので、上からの荷重にもかなり強いです。

1台用カーポート

  • 名前:カーポートST 積雪200cm対応 8本柱
  • メーカー:LIXIL
  • 値段:約700,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪200cm 耐風46m/秒
  • 簡単な説明:吹き付ける風や雪から愛車を守る心強いカーポート。耐積雪、耐風圧はどちらも強く、台風の強いエリアでも安心の強度です。

2台用カーポート

  • 名前:ジーポートPro 
  • メーカー:YKKAP
  • 値段:約600,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪50cm 耐風圧46m/秒
  • 簡単な説明:50cm以下の積雪に対応するため、急な降雪から大切なお車をお守りします。

3台(2+1)用カーポート

  • 名前:ジーポートProGR 積雪100cm対応 3台用 8本柱
  • メーカー:YKKAP
  • 値段:1,450,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪100cm 耐風圧62m/秒
  • 簡単な説明:耐風性能62m/s、耐積雪性能100cmを確保した耐久性に特化したカーポートです。

4台用カーポート

  • 名前:カーポートST 積雪200cm対応 4台用 横連棟 12本柱
  • メーカー:LIXIL
  • 値段:2,388,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪200cm 耐風圧46m/秒
  • 簡単な説明:豪雪地域でも耐え抜く安心設計。
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予算をかけて最高のものが欲しい方(デザイン重視クラス)

コストや強度よりもデザインを重視する方にはこちらのラインナップがおすすめです。

特徴

素材の自由度が上がるため、デザイン性が高く、特殊な構造の屋根を用いるものが多いのが最大の特徴です。デザイン優先のため、耐風耐積雪強度は様々なので、設置エリアの気候をよく確認しておきましょう。また、予算に余裕があれば、後方支持のものを検討すると良いでしょう。
他の種類のものに比べ価格が高めのものが多いですが、柱が後方にあるため広々と使用することができるので、デザイン重視の方も満足できるはずです。

1台用カーポート

 

  • 名前:カーポートSC
  • メーカー:LIXIL
  • 値段:390,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧42m/秒
  • 簡単な説明:どんな住居にもマッチするシンプルでスタイリッシュな無駄のないデザインです。また、屋根材をすべてアルミ材で構成しており、直射日光を遮りながら、屋根の上の汚れも気になりづらいです。

2台用カーポート

  • 名前:アトラード
  • メーカー:三協アルミ
  • 値段:2,200,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪150cm 耐風圧46m/秒
  • 簡単な説明:まるで室内にいるかのような高級感と安心感のあるデザインが特徴。屋根をあえてフラット下に設計することで、フラットな心地よい空間を実現しています。

3台用カーポート

  • 名前:エアロシェード
  • メーカー:三協アルミ
  • 値段:2,100,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:人気の後方支持タイプでありながら、さらに独自の三協アルミデザインをプラスすることで個性的な存在感を放つカーポートになっています。

4台用カーポート

  • 名前:M.シェードII
  • メーカー:三協アルミ
  • 値段:2,100,000円
  • 耐雪/耐風:耐積雪20cm 耐風圧38m/秒
  • 簡単な説明:トラスの魅力を最大限生かすために新構造を取り入れています。強度とデザイン性を高いレベルで兼ね備えているシェードもポイントです。

カーポート設置に関わる費用について

今回の記事でご紹介している各メーカーの商品価格は基本的に全て工事費込みの価格となっておりますが、カーポートを作る際は、本体を設置するための工事費用がかかってきます。
工事費と本体代金の2種類の費用がかかることを把握するためにも、以下のように工事費の相場も押さえておくと良いでしょう。また下記の工事費の一例はあくまでも低価格クラスの工事を行なった場合の目安ですのでご注意ください。

標準工事費

標準工事には、カーポートの柱を立てる地面の穴あけ、基礎工事、カーポート本体の組み立てが含まれます。施工業者やカーポートの大きさにより価格が変わってきますが、1台用カーポートの場合は約4万円、2台用カーポートの場合は約7万円が相場です。また、基礎工事の際に掘った穴の土の処分も依頼する場合は、別途5,000円ほど追加費用が発生します。

加工費用,特別工事費用

カーポートの加工が必要な場合やオプション品を追加する場合は、標準工事費用に加えて加工費用、特別工事費用がかかります。

加工費用

加工費用は、設置場所や用途に合わせてカーポートを加工する場合にかかる費用です。

設置場所の広さや障害物の位置に合わせてカーポートの屋根をカットする場合、一か所6,000円ほどかかります。また、車高の高い車を入れるために支柱を高くする場合は約1万円の追加費用がかかります。

特別工事費用

オプションを追加する場合は、特別工事費用がかかります。

また、台風が上陸することの多い地域で耐風圧強度の高いタイプに変更する場合や夜間の乗り降りが多く自動で照明を点灯・消灯させる人感センサーを取り付ける場合は、それぞれ追加で約5万円の費用がかかります。

熱さや紫外線対策として、屋根材を太陽の熱と光を遮断する熱線遮断FRP板に変更すると約10万円の追加費用がかかります。

また、既に設置してあるカーポートの撤去が必要な場合、カーポート本体のみの撤去に約3万円、基礎も含めた撤去には約6万円の工事費用が追加となります。

その他(周辺環境を整備するための費用)

カーポートを設置するために周辺環境の整備が必要な場合もあります。

カーポートを設置する場所がコンクリートだと、柱を立てるためのハツリ工事が必要です。この場合、1箇所ごとに約3,000円費用が追加されます。

また、駐車部分に土間コンクリートを打設したい場合には、3m×5mのサイズで約30万円の工事費用がかかります。

カーポートのメーカー毎の差

カーポートには様々なタイプの製品がありますが、メーカーごとに製品の特長があります。ここでは、大手メーカー3社の製品の特長や価格帯をご紹介します。

LIXIL

LIXILは、材質・種類・色それぞれの点においてバリエーションが多いのが特徴です。
様々な形状、サイズのものが多く、特別な形状の敷地や障害物がある場合の加工に対応するオプションも揃っているため、幅広いニーズに対応しています。

価格も1台用のもので約23万円~約240万円とリーズナブルなものから高級なものまで広く用意されており、豊富なラインナップのなかから予算に合わせたものを選ぶことができます。

三協アルミ

三協アルミは、デザイン性の優れた高級感のある製品ラインナップが特徴です。
スタイリッシュでおしゃれなものが多いだけではなく、太陽光発電システムを搭載したものやカーポート上の空間をアウトドアスペースとして活用できるものなど個性的な製品も揃っています。

デザイン性や機能性が高い分、1台用で300万円を超えるものもありますが、シンプルなデザインのものであれば22万円ほどで購入できるため、予算と相談しながら好みのものを探してみてはいかがでしょうか。

YKKAP

低価格ながら機能性も備えた製品が揃うYKKAPは、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
質素なデザインとすることで、他のメーカーに引けを取らない機能性や耐久性の高さ、オプションの種類の豊富さを兼ね備えたまま、価格をおさえた商品が揃っており、「カーポートはシンプルなもので十分」という方におすすめです。

1台用のものだと約15万円からと、他のメーカーと比べて圧倒的に低い価格でカーポートを購入できるため、予算を抑えたい方は一度検討してみてくださいね。

初めての工事の場合には相見積もりを推奨します

初めてカーポートを設置する場合、知らないことも多く、事前の調査なしに設置を依頼してしまうと、設置当日に追加で必要な工事や作業が出てきて費用や施工にかかる時間が大幅に増えてしまう可能性もあります。

まず複数のエクステリア業者に見積もりを依頼し、事前に必要な作業の洗い出しと予算に合う業者の選定を行うようにしましょう。

まとめ

今回は、カーポートの相場や設置時にかかる工事費用、メーカーごとの特徴をご紹介しました。

カーポートの値段相場については、

  • 1台用は12万円~、2台用は22万円~、3台用は48万円~、4台用は50万円~購入できる。
  • 材質、台数、種類によって値段が大きく変わるため、予算にあうものを探すとよい。

という2点をおさえておきましょう。
また、カーポートを設置する際は、

  • 低価格クラスの場合、1台あたり約4万円の標準工事費用がかかる。
  • 周辺環境やオプションの追加により加工費用や特別工事費用、その他周辺環境の整備費用が追加でかかる。

という点を考慮するようにしましょう。3大メーカーについては、

  • LIXILは商品ラインナップが豊富で、種類・価格帯共に幅広く商品が充実している。
  • 三協アルミはデザイン性の優れた高級品が揃っている。
  • YKKAPはシンプルでコストパフォーマンスの高い製品が多い。

という特徴をおさえた上で、自分の好みや予算に合うものを探してみてください。
大きな買い物であるからこそ、事前に見積もりをしっかりと行い、将来長く使用していける納得のカーポートを見つけられるようにしましょう。

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