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【保存版】カーポートの台風対策決定版!風のトラブルを事前に防ぐ方法

日本に毎年上陸する台風。全国各地に強風や豪雨による被害をもたらし、住居に大きな影響を与えることも少なくありません。特に強風による被害は、カーポートにも大きな影響を与えます。

そこで、今回は台風に向けたカーポートの強風対策についてご紹介します。大切なカーポートを守るために、ぜひ参考にしてみてください。

日本における台風や暴風の基礎知識

毎年7月~9月頃に日本に上陸する台風。気象庁が発表している統計によると、1951年~2020年の間で台風の上陸数が多かった都道府県は、1位から順に鹿児島県、高知県、和歌山県の3県です。

台風による住宅への被害は屋根の破損、雨樋の故障、飛来物による窓や外壁の破損など様々なものがあり、特にこのうち強風によってもたらされるものはカーポートにも当てはまります。

カーポートの屋根が飛ばされてしまったり、割れてしまったりした場合、カーポートに保管している車はもちろん、心配なのは近隣への被害です。飛ばされた屋根が近隣住宅に当たって破損させてしまう、割れた部品が人に当たって怪我をさせてしまう可能性があります。

条件によっては保険を利用して対応することも可能ですが、一番良いのはまず被害を受けないようにすること。そのためには、日ごろから天気予報を確認し、台風の影響を受けそうな場合、事前に準備をすることが大切です。

絶対に知っておきたいカーポートの台風/暴風対策の方法

カーポートの風対策の方法には様々なものがあります。ここでは、その中でも特に知っておきたい基本的な方法をご紹介します。

カーポートを補強する

カーポートには、後からでも取り付けられる補強用の部品があります。自分での取り付けも可能ではありますが、難易度は非常に高いため、状況に応じて工事を発注するのがおすすめです。ここからは様々な補強の仕方をご紹介して行きましょう。

着脱式サポート

三協アルミ 着脱式サポート

片側支持のカーポートの場合、既存の柱に加えてサポートの柱を設置することで強風による揺れを抑え、被害を小さくすることができます。サポートを後付で設置できるのは片側支持タイプのカーポートのみです。サポートは着脱式のため、風が強い日以外は外しておくことができます。
サポートを設置しても屋根の耐風強度は変わらないため、屋根の補強も別途必要な点には注意が必要です。工事費込み6~10万円ほどの予算をみておきましょう。

屋根ふき材補強部品

YKKAP 屋根ふき材補強部品

屋根ふき材補強部品は、カーポートの屋根に設置する補強材です。設置することで屋根をたわみにくくし、風により飛んでしまうのを抑える効果があります。
屋根ふき材補強部品を使用できるのはポリカーボネートのタイプの屋根材を使用したカーポートのみです。
なお、各メーカーによって部品の名称が異なり、パネル抜け防止材、屋根材ホルダー等とも呼ぶことがあるので、注意してください。

こちらの予算は工事費込で3~5万円ほどです。

製品ごとの差はありますが、形状は両側支持、材質はアルミの製品の方が、他の形状・材質に比べてより耐風圧強度が高いです。

カーポートは火災保険で対応可能

対策をしていても、台風による被害にあってしまうこともあります。そうした場合、カーポートやカーポートの飛散により壊してしまった近隣のものの修理が必要です。

台風の強風による被害は、火災保険の補償対象となっているため、万が一の場合に備えて加入しておくと安心です。

既に火災保険に加入している方の場合でも、住宅だけが対象となっておりカーポートが対象に入っていないこともあるので、不安な方は補償対象を改めて確認することをおすすめします。

台風に強いカーポートを選ぶ

カーポートには、どれくらいの強さの風に耐えられるかを表す耐風圧強度という基準があり、一般的なカーポートの耐風圧強度は風速38m/秒です。平均的な勢力の台風がもたらす風は強いものでも風速33m/秒程度のため、一般的なカーポートも耐えられるようになっています。しかし、勢力の強い台風の場合は風速40m/秒を超える強風が吹くこともあるため、台風が上陸しやすい地域に設置する場合は耐風圧強度の高いカーポートを選ぶとよいでしょう。

製品ごとの差はありますが、形状は両側支持の方が、他の形状・材質に比べてより耐風圧強度が高いです。屋根材についてはポリカーボネート製の屋根材よりも金属製の屋根材(折半屋根)の方がより耐風圧強度が高いです。

カーポートに太陽光を搭載したソーラーカーポートは前提として金属製の屋根材(折半屋根)を使用するケースが多く台風に強いと言えます。

カーポートの日常的に確認しておくべきポイント

丈夫に作られているカーポートではありますが、屋外にあり雨風や排気ガスなどの影響を受けるため、どうしても汚れていきます。特に一世代前に設置されているカーポートの場合にはスチール素材を使用されていることがあり、アルミ素材よりも劣化しやすいので注意しましょう。また見逃しがちな部分ですが、屋根にゴミが溜まってないか、雨樋が詰まってないかなどは常にチェックするべきです。季節によっては木の葉や小枝、場所によっては鳥の糞などが堆積している可能性も考えられます。

以上のことから、できれば年に1,2回は雑巾や柔らかいスポンジで念入りに掃除をするようにしましょう。この時、酸性やアルカリ性の洗剤を使用するとカーポートの素材によっては錆の原因となってしまう可能性があるため、洗剤は中性洗剤を使用するようにしましょう。

また、豪雪地帯では、積雪による劣化も考えられます。積雪に耐えられるよう作られているカーポートでも、雪を載せたまま放置すると凍結や重みで支柱が歪んでしまう恐れがあるため、こまめに雪おろしをするようにしましょう。

カーポートのその他の自然災害への備え

カーポートが被害を受ける自然災害としては、台風以外にも、雪災や雹災などが考えられます。

雪災は雪を原因とする災害で、雪の重みでカーポートが倒壊したり落雪によりカーポートの屋根が破損したりした場合などがこれに当たります。

雹災は雹を原因とする災害で、雹が当たりカーポートやカーポートの屋根が破損した場合が該当します。

雪災や雹災は台風の強風被害と同様に火災保険の補償対象となっていることが多いですが、気になる方は、加入している火災保険の内容を確認してみてください。

まとめ

今回は、様々な台風への対策について触れました。
台風に向けた対策としては

  • 着脱式サポートや屋根ふき材補強部品を設置してカーポートを補強する。
  • 風に強い形状、材質のカーポートを選ぶ。
  • 強風の被害に備えて火災保険に加入しておく。

といったものがあり、普段から確認しておくべきポイントとしては、

  • 年に1,2回は屋根や雨樋のゴミ詰まりを掃除をする。
  • 積雪の際はこまめに雪おろしをする。

という2点をおさえておきましょう。
台風によるカーポートの被害は、場合によっては多額の修理費がかかったり近隣の方に大けがをさせてしまったりする可能性があります。こうした被害を受けることのないよう、事前にしっかりと対策をしておきましょう。

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