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既存カーポートに太陽光パネルは後付けできる?設置条件と費用を解説

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「すでにカーポートがあるけれど、太陽光パネルを後から付けられないだろうか」とお考えの方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、条件を満たせば既存のカーポートに太陽光パネルを後付けすることは可能です。本記事では、後付けできるカーポートの条件、費用相場、メリット・デメリット、そして注意点について詳しく解説します。

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既存カーポートに太陽光パネルは後付けできる?

後付けできるカーポート・できないカーポートの違い

既存のカーポートに太陽光パネルを後付けできるかどうかは、カーポートの構造と強度によって決まります。後付けが可能なカーポートには、太陽光パネル1枚あたり約15~20kgの重量に耐えられる十分な耐荷重があること、金属製など、パネルを確実に固定できる屋根材であること、そして築年数や使用状況による劣化が少なく、強度が保たれていることが求められます。

一般的に、折板屋根やガルバリウム鋼板などの金属製カーポートは後付けに適しています。一方、ポリカーボネート製の屋根は太陽光パネルの重量に耐えられないため、後付けは困難です。

築年数や劣化状態も重要

カーポートの築年数が10年以上経過している場合や、メーカー不明のカーポートでは、専門業者による強度診断が必要です。見た目には問題がなくても、経年劣化によって耐荷重が低下している可能性があるためです。

後付けにかかる費用相場

費用の目安

既存カーポートへの太陽光パネル後付け費用は、カーポートのサイズや太陽光パネルの枚数によって変わります。費用の内訳としては、太陽光パネル代、パネルを固定するための架台と施工費用、配線や電気設備の工事費用などが含まれ、システムの出力や施工条件によって金額は変動します。2台用カーポートの場合、総額で約100万円前後が相場となります。

新規一体型カーポートとの比較

新規に太陽光発電一体型カーポートを設置する場合と比較すると、後付けの方が初期費用を抑えられる場合があります。ただし、既存カーポートの強度や形状によっては、一体型の方が長期的なメリットが大きいケースもあるため、総合的な判断が必要です。

後付けのメリット・デメリット

後付けを検討する際は、メリットとデメリットの両面を理解しておくことが重要です。既存カーポートを活かせる利便性がある一方で、構造上の制約もあります。

項目 メリット デメリット
設備の活用 既存カーポートを建て替えずに活用できる カーポートの強度次第で設置できない場合がある
工事期間 建て替えが不要なため工事期間が短い 強度診断や補強工事が必要になる可能性がある
発電機能 駐車スペースで発電が可能になる 一体型と比べて発電効率が劣る場合がある
経済効果 年間約13万円の経済効果が期待できる(2台用) カーポートメーカーの保証が無効になる可能性がある
初期費用 一体型より費用を抑えられる場合がある 専門業者による診断が必須で、追加費用が発生することも

後付けで注意すべきポイント

専門業者による強度診断を受ける

既存カーポートへの後付けを検討する際は、必ず専門業者に強度診断を依頼しましょう。太陽光パネルは1枚あたり約15~20kgの重量があり、複数枚を設置すると相当な荷重がかかります。素人判断での後付けは、カーポートの倒壊や事故につながる危険性があります。

建築確認申請が必要な場合がある

カーポートのサイズや構造によっては、建築基準法に基づく建築確認申請が必要になる場合があります。特に、太陽光パネルを追加することで建築物の規模が変わる場合は、自治体への届け出が求められます。専門業者に相談し、適切な手続きを行いましょう。

後付けが難しい場合は新規設置を検討

強度診断の結果、後付けが困難と判断された場合は、新規の太陽光発電一体型カーポートへの建て替えを検討することをおすすめします。一体型カーポートは、太陽光パネルの設置を前提に設計されているため、安全性と発電効率に優れています。

太陽光発電一体型カーポート(Type W)や太陽光発電搭載型カーポート(Type S)など、さまざまなタイプのソーラーカーポートがありますので、ご自身の駐車スペースや予算に合わせて選択できます。

よくある質問(FAQ)

ポリカーボネート屋根のカーポートに後付けできますか?

ポリカーボネート製の屋根は、太陽光パネルの重量に耐えられないため、後付けは推奨されません。金属製の折板屋根やガルバリウム鋼板製のカーポートが後付けに適しています。

築15年のカーポートでも後付けできますか?

築年数が経過しているカーポートでも、強度が保たれていれば後付け可能です。ただし、経年劣化によって耐荷重が低下している可能性があるため、専門業者による強度診断が必須です。

後付け後のメンテナンスはどうすればいい?

太陽光パネルは、定期的な清掃と点検が必要です。一般的には4年に一度の点検で約5万円程度が相場となります。設置後のアフターサポートが充実している業者を選ぶことで、安心してご利用いただけます。

DIYで後付けできますか?

太陽光パネルの後付けは、電気工事や構造計算が必要となるため、DIYでの施工は推奨されません。専門的な知識と技術が必要なため、必ず専門業者に依頼しましょう。

まとめ

既存カーポートへの太陽光パネル後付けは、カーポートの構造や強度によって可否が決まります。後付けを検討される場合は、まず専門業者による強度診断を受けることが重要です。トモシエであれば、全国1500件以上の施工実績をもとに、お客様のカーポートに最適なソーラーカーポートをご提案いたします。後付けが難しい場合でも、新規の太陽光発電一体型カーポートなど、さまざまな選択肢をご用意しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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