【詳しく解説!】2台用ソーラーカーポートの収支シミュレーション例

2台用ソーラーカーポートの購入を検討しているが、詳しい収支シミュレーションがわからないので知りたい、という方は多いのではないでしょうか。
本記事では、そのような方に向けて、詳しい収支シミュレーション例について解説していきます。
目次
2台用ソーラーカーポートの価格と仕様
一般的に普及している、太陽光発電一体型の2台用ソーラーカーポートを例にシミュレーションをしていきます。詳細の仕様は以下の想定です。
税込200万円(工事費含む・建築確認申請費用除く)│大きさ6.7m(間口)×6.0m(奥行)│太陽光パネル310W24枚│パネル発電容量7.44kW│パワコン容量5.5kW│設置場所の1kW当たりの年間発電量1,100kWh/kW│想定年間発電量8,184kWh
期待される電気代削減効果
年間の自家消費電気量 | 日中の買電単価 | 電気代削減額 |
1,800kWh | 27円/kWh | 48,600円 |
日中に発電した電気を自家消費することにより、年間48,600円電気代の削減効果が見込まれます。
電気代削減効果の計算式:(年間の自家消費電気量)×(日中の買電単価)=(電気代削減額)
※年間の自家消費電気量はセキスイハイムさんのプレスリリースを参考に設定
※日中の買電単価は再エネ割賦金等を考慮し27円/kWhと想定
期待される売電収入
売電電気量 | 売電単価 | 売電収入額 |
6,384kWh | 21円/kWh | 134,064円 |
固定価格買取制度が利用できる10年間の間は、年間134,064円の売電収入が見込まれます。
売電収入の計算式:((年間発電量)‐(自家消費電気量))×(売電単価)=(売電収入額)
※令和2年度の売電単価は21円/kWhを元に試算しております。
投資回収期間
理論上は約13年で投資回収が可能になります。
投資回収期間の計算式:((購入金額)-(10年間の経済メリット合計額))÷(11年目以降の年間の経済メリット額)+(10年)
※10年間での経済メリット合計額:1,788,482円
※経年劣化による発電効率の低下は年0.5%と仮定
※11年目以降の年間経済メリット額:90,487円/年
※固定価格買取制度後(11年目以降)の売電単価は7円/kWh と仮定
ローンを組んだ場合の月々の支払い例
月々の支払い金額 | 月平均の経済メリット | 差額 |
18,853円 | 15,222円 | 3,631円 |
金利2.5%で10年ローンを組んだ場合、経済メリットも加味するとの月々の支払いは3,631円になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上記の内容をまとめますと、
税込200万円でパネル容量7.44kWの2台用太陽光発電一体型ソーラーカーポートを導入した場合
- 年間48,600円の電気代削減
- 年間134,064円の売電収入
- 約13年で投資回収可能
- 金利2.5%10年ローンの場合、月々支払いは3,631円
というシミュレーション結果になりました。
トモシエでは様々なソーラーカーポートを取扱っております。
まずは自宅の敷地に合うソーラーカーポートについて知りたいという方は
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