【2023年度版】詳しく解説!2台用ソーラーカーポートの収支シミュレーション例

最終更新日:2023.01.13
2台用ソーラーカーポートの購入を検討しているが、詳しい収支シミュレーションがわからないので知りたい、という方は多いのではないでしょうか。
本記事では、そのような方に向けて、詳しい収支シミュレーション例について解説していきます。
目次
2台用ソーラーカーポートの価格と仕様
一般的に普及している、太陽光発電一体型の2台用ソーラーカーポートを例にシミュレーションをしていきます。詳細の仕様は以下の想定です。
税込209万円(工事費含む・建築確認申請費用除く)│大きさ5.1m(間口)×5.1m(奥行)│パネル発電容量5.85kW│想定年間発電量5,850kWh
期待される電気代削減効果
年間の自家消費電気量 | 日中の買電単価 | 電気代削減額 |
1,800kWh | 33円/kWh | 59,400円 |
日中に発電した電気を自家消費することにより、年間59,400円電気代の削減効果が見込まれます。
電気代削減効果の計算式:(年間の自家消費電気量)×(日中の買電単価)=(電気代削減額)
※年間の自家消費電気量はセキスイハイムさんのプレスリリースを参考に設定
※日中の買電単価は再エネ割賦金等を考慮し33円/kWhと想定
期待される売電収入
年間発電量 | 売電単価 | 売電収入額 |
4,050kWh | 16円/kWh | 64,800円 |
固定価格買取制度が利用できる10年間の間は、年間64,800円の売電収入が見込まれます。
売電収入の計算式:((年間発電量)‐(自家消費電気量))×(売電単価)=(売電収入額)
※令和5年度の売電単価は16円/kWhを元に試算しております。
投資回収期間
理論上は約19年で投資回収が可能になります。
投資回収期間の計算式:((購入金額)-(10年間の経済メリット合計額))÷(11年目以降の年間の経済メリット額)+(10年)
※10年間での経済メリット合計額:1,242,000円
※経年劣化による発電効率の低下は年0.5%と仮定
※11年目以降の年間経済メリット額:91,800円/年
※固定価格買取制度後(11年目以降)の売電単価は8円/kWh と仮定
※19年間での経済メリット合計額:2,068,200円
ローンを組んだ場合の月々の支払い例
月々の支払い金額 | 月平均の経済メリット | 差額 |
13,642円(1~10年) | 10,350円(1~10年) | 3,292円(1~10年) |
13,642円(11~15年) | 7,650円(11~15年) | 5,992円(11~15年) |
金利2.2%で15年ローンを組んだ場合、経済メリットも加味するとの月々の支払いは導入1~10年は平均3,292円。11~15年は平均5,992円になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上記の内容をまとめますと、
税込209万円でパネル容量5.85kWの2台用太陽光発電一体型ソーラーカーポートを導入した場合
- 年間59,400円の電気代削減
- 年間64,800円の売電収入
- 約19年で投資回収可能
- 金利2.2%15年ローンの場合、月々支払いは導入1~10年まで平均3,292円。11~15年までは平均5,992円。
というシミュレーション結果になりました。
トモシエでは様々なソーラーカーポートを取扱っております。
まずは自宅の敷地に合うソーラーカーポートについて知りたいという方は
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